先行き不透明なミストにおびえる僕等
映画「ミスト」
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映画ネタが続きます...最近5本見た中ではマシな出来、でもまあ流行にのっとったシチュエーションスリラーです。原作はけっこう古いんじゃないかなあ。グリーンマイルなんて3回くらい見る機会あったけど全く映画として見る気なく苦痛なので通してみたことありません>スティーブンキング。彼の著書を原作とした映画は多いみたいですが大してヒットしてないんですかねえ。本はよく売れているみたいです。

この映画ミストはB級パニックモンスター映画なんですけど、最近おおい自殺志願者にこそおすすめします。なぜなら、困難な状況におちいった人たちがそれぞれ生と死を選択し、その後の展開が描かれているからです。自殺のシーンもあります。

無理に生きろとか、「生きてれば必ずいいことが、」とか「最善をつくして天命を待つ」なんて説教くさくてまわりくどいので、そんなん言うヒマあったら「死にたきゃ死ねよグダグダ言うな」というのが僕の持論です。ただせっかく生まれてきたのなら良い映画くらい見てから死んだらいいのに。とは思いますね。人生を消化不良なまま死んでしまうのは誰がみてもモヤモヤしますし。
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the mistはこんな感じでもやもやする映画です。いや、でも本当「モヤモヤ感」こそがこの映画のテーマですね。監督の頭にはイメージであるでしょうが、英語ではモヤモヤっていう表現はないんじゃないでしょうか。先行き不透明ではっきりしないあいまいな未来に対する不安とでも言いますか。原作にはない映画のオチ部分で勝ち負けがハッキリしますが「別に・・・」という無関心な観客もいるそうです。むしろ「えぇ~うそーん」ともっとモヤモヤするかもしれません。でも人生なんてそんなもんだし、映画鑑賞途中の身としてはハッピーエンドを期待したいんですが残酷なサバイバルホラーです。生きてること自体がサスペンス満載な生き残りゲーム、運に左右されるギャンブルだとは思うんです。似たような設定、似たようなテーマの映画は最近多いですね。それで気になったのはハリウッド映画の中での、女性の描かれ方。馬鹿でおしゃべりな女性というキャラクター設定がとても多いような気がします。ちょっと頭のいい女性なら映画をみて同じように演出される女性像について気分を害するような気がします。所詮はそんなもんだよとは思うのですが、リピーター女性客がおおい興行なのにイメージ作りに関して疑問です。基本的にこんな子供だまし映画を女子供以外がみるのかふしぎですけど15歳以上指定。はっきりしないといえば、年金なんていうネズミ講的搾取システムのほうがよっぽど恐怖ではあります。だからこそ人間は映画なんかを見て気をまぎらわせる、なんだか どこまで行っても五里霧中...
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by ogikublog | 2008-06-12 06:12 | 映画
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